日本コロムビア、期間限定で社名変更
サッカーW杯の日本代表が1次リーグ突破をかけて挑むコロンビア戦(25日)に向けて、創業104年の老舗レコード会社・日本コロムビアが、期間限定で社名表記を「日本コロンビア」に“変更”するプランを進めていることが21日、分かった。
前代未聞の“社名変更”プランは、この日都内でコンサートを開催した所属歌手・クミコ(59)のひと言から生まれた。国民的関心を集めるコロンビア戦について、クミコは「対戦表記を見ると、身近に感じる。盛り上げるため期間限定で“コロンビア”と社名表記を変えたら」と提案。
同社はエンターテイメントを扱い、楽しみを創造するプロ集団であることから、すぐに関係者が協議。名刺やホームページの社名表記を「日本コロンビア」、「日本VSコロンビア」などとした特別版の制作を軸にプランを検討していくことにした。変更した社名表記とともに「頑張れニッポン!」のメッセージも併記する予定だ。
正式決定すれば、週明けから試合当日まで展開する。関係者は「日本代表とコーポレートカラーは同じブルー。ぜひ頑張ってもらいたい」と企画への思いを語った。
提案者のクミコは、コロンビア戦の行方を「3対1で日本の勝利」と予想。コンサートでは新曲「広い河の岸辺」など21曲を熱唱した。