綾瀬はるか&長澤まさみ姉妹役で初共演

 女優の綾瀬はるか(29)と長澤まさみ(27)が、映画「海街diary」(来年初夏公開)で初共演することが22日、分かった。初タッグは姉妹役で、長女の綾瀬と次女の長澤に、三女の夏帆(22)、四女の広瀬すず(16)を加えた4人が主演し、複雑な背景を持つ家族を演じる。昨年公開の「そして父になる」が興収32億円のヒットを記録した是枝裕和監督(52)の最新作としても注目されており、美人4姉妹がスクリーンを彩る。

 綾瀬と長澤という人気女優の初タッグが実現したのは、是枝監督たっての希望からだった。

 オリジナル作品の印象が強い是枝監督だが、今回は少女漫画誌「月刊フラワーズ」で連載中の同名人気コミックが原作。神奈川県鎌倉市で暮らす3姉妹の元に、母の違う四女がやってきてからの1年を描いていく。「そして父‐」に続いて、テーマは“家族”だ。

 取材に応じた是枝監督は、オーディションで選ばれた四女役の広瀬以外のキャスティングを「今、誰を撮りたいかを最優先に考えた」と説明する。

 今年3月31日に4姉妹の初顔合わせをした際のことを振り返って、「長女の綾瀬さんと次女の長澤さんの掛け合いが本作の基調となるリズム。2人のやりとりは、いつまでも見ていたいと思わせるものがあった」と成功を確信している。

 原作では夏帆演じる三女が大きなアフロヘアをしているが、ビジュアルを無理やり作り込むことはしないという。実際の4姉妹を取材するなど脚本執筆を進めている是枝監督は「『細雪』ではないけれど、4姉妹をどうきちんと見せていくか。新しい時代の家族劇」とキッパリ。綾瀬も「新たな挑戦に心は燃えています」と意気込んでいる。

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