浅野忠信「いい重み」喜びズッシリ

 「第36回モスクワ国際映画祭」で最優秀作品賞と最優秀男優賞を受賞した「私の男」(公開中)の主演俳優、浅野忠信(40)が30日、都内で喜びの会見を行った。

 28日のモスクワ市内での授賞式には出席できなかった浅野は、この日初めてトロフィーを手にし「本当に重いです。でもいい重みですね」とうなった。

 ハリウッド映画に出演するなど、模索を続けた時期を経て今作に臨み、日本人として31年ぶりに男優賞に輝いた。「とてもとてもうれしいです。むきになるくらい熱くなって挑んだ役でした。いいチャンスをもらったと思います」と感謝した。同席した共演の二階堂ふみ(19)にも「彼女がいたから、いろんな側面を出すことができたと思います」と最敬礼だった。

 熊切和嘉監督(39)は台湾の台北映画祭に審査員として参加しており、会見にはネット回線を通じて参加。トロフィーを手にした浅野を「主演男優賞を取るんじゃないかと思ってました」と笑顔で祝福した。

 映画は災害孤児の少女と養父の男の16年間に及ぶ禁断の愛を描いている。

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