関ジャニ大倉24時間TVドラマに初主演
関ジャニ∞の大倉忠義(29)が日本テレビ系「24時間テレビ37 愛は地球を救う」(8月30、31日放送)のドラマスペシャルに初主演することが12日、分かった。タイトルは「はなちゃんのみそ汁」(同30日、夜放送)で、大倉は乳がんの女性と結婚した新聞記者役。初共演となった妻役の女優・尾野真千子(32)、娘役の人気子役・芦田愛菜(10)と家族を演じ、3人で歌う“家族唱”も披露する。
関西出身の3人が24時間テレビのドラマで“感涙のハーモニー”を奏でる。
物語は実話をつづった同名著書が原作。がんと闘い33歳でこの世を去った妻・安武千恵(尾野)が、「食べることは生きること。1人でも生きられる力を身につけて」と、命懸けで産んだ娘のはな(芦田)に料理や家事を教え、夫・信吾(大倉)と娘に愛情を遺す姿を描いていく。
見どころの一つは声楽を習っていた千恵のために家族3人で歌の発表会に参加する場面だ。3人は今月上旬にキーを合わせる練習で顔合わせ。歌手として活動している大倉、芦田を前に、尾野は「ドキドキしてます。何を考えているんだ…」と不安いっぱいだったが、大倉は「きれいな歌声でしたよ」と太鼓判を押した。
“コラボ唱”に不安を漏らしていたが、2人との共演を一番待ち望んでいたのが尾野だった。テレビで大倉を見て「面白い人と思っていたら、お話がきた。運命やなと」と明かした。
同局系ドラマ「Mother」(10年)で親子役を演じた芦田が、身長127センチになり料理もできることを聞き、「芸達者になっているし、成長がみられてうれしい。すごく楽しみ」と役柄同様“母親”のように喜んでいる。
関ジャニ∞として24時間テレビメインパーソナリティーを務める大倉は、新聞社で役作りする時間がないと嘆きながらも、「食事や生活、いろんな角度から人生を考えていただける」とアピールしていた。