俳優の三浦春馬（２４）主演で、２０１５年夏に公開される映画「進撃の巨人」（前後編２部作）の追加キャスト１２人が２９日、発表され、女優の石原さとみ（２７）が本格的ワイヤアクションに挑んでいることが、分かった。

　石原に加え、俳優の長谷川博己（３７）やアクション初挑戦となる女優の水原希子（２３）ら精鋭たちは、三浦とともに“巨人”に立ち向かう。

　石原や長谷川らが人類の希望となる。三浦を支え、正体不明の敵“巨人”と戦う調査兵団のメンバー１２人が明らかになった。

　累計発行部数３６００万部を超える同名漫画を樋口真嗣監督（４８）が実写化し、原作者の諫山創氏が監修した注目作。役名は未発表だが、今作では原作の世界観をベースに、映画オリジナルのキャラクターや新たな敵が登場するという。

　他にも本郷奏多（２３）、三浦貴大（２８）、桜庭ななみ（２１）らが参戦。「なんと巨人役ではありませんでした」と驚くピエール瀧（４７）や、國村隼（５８）のベテラン勢も巨人狩りに命を懸ける。

　８月のクランクアップに向けて、撮影は佳境。巨人と戦う出演者たちは、建造物や木々を飛び回る漫画オリジナルの対巨人装備「立体起動装置」を装着し、激しいアクションに臨んでいる。最先端の特撮技術を投入したハードな撮影が続いており、石原は「かなりの挑戦です。最後まで自分を奮い立たせて戦い抜いていきます！」と握り拳だ。

　“最強の男”を演じる長谷川も「思いっきり楽しんでやろうと思っております」と気合十分。壮大な世界観とストーリーゆえに２部作で公開されることも決定。出演陣一丸となり、映像化不可能とされた作品の完成へ“進撃”していく。