アーン ジブリとの出合いは運命
スタジオジブリの最新映画「思い出のマーニー」(公開中)で主題歌「Fine On The Outside」を歌っている米歌手のプリシラ・アーン(30)をデイリースポーツが直撃インタビュー。自身と重なるヒロイン・杏奈への思いや、長年温めていた「Fine‐」が運命に導かれるように主題歌に選ばれた経緯などを語ってくれた。
エンディングで流れる「Fine‐」はジブリ作品で初の全編英語の主題歌。温かく、幻想的な歌声は作品の印象そのままだ。
タイトルを直訳すると「外側でも大丈夫」。主人公・杏奈の心境をそのまま歌詞にしたような内容だが、実は映画用に書き下ろした曲ではない。「9年ほど前に書いた曲なんです。杏奈はいつも“自分は輪の外側にいる”と思ってるでしょ。わたしも韓国とのハーフで、子供のころは“ほかの子とは違う”と思って、孤独を感じたこともあったんです」と共通点を見いだした。
ほかの曲とともに「Fine‐」を主題歌候補として製作サイドに提出。米林宏昌監督(41)、西村義明プロデューサー(36)らスタッフも「これだよね」と意見が一致したという。「とても個人的な内容だったのでアルバムに入れられなくて…。でも、取っておいたのは運命ですよね」と喜んだ。
主題歌を担当することになった経緯も運命的なものだった。日本でのライブをたまたま「三鷹の森ジブリ美術館」のスタッフが見に来ており、2013年の同所でのクリスマスライブに推薦された。この時、「‐マーニー」の製作スタッフが彼女の生歌を聴いたことが、抜てきにつながった。
アーン自身は、偶然「ハウルの動く城」を見て、ジブリ作品にハマッた。それから10年。「自分の曲がジブリ映画で使われている。夢がかなったという感じでしたね」と感慨無量のよう。
ジブリの影響もあり日本の歌も大好きだ。特に松任谷由実(60)が好きで、自身の過去のアルバムでは「魔女の宅急便」のテーマ曲「やさしさに包まれたなら」をカバーした。昨年公開の映画「風立ちぬ」はユーミンの「ひこうき雲」が主題歌。同じジブリ作品の主題歌を担当できたことに「クレイジー。信じられないですよね」と照れ笑いした。
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