タモリ「NHKスペシャル」で司会

 タレントのタモリ(68)が19日、司会を務めるNHKスペシャル「巨大災害 地球大変動の衝撃」(初回放送30日、後7・30、全4回)の、都内で行われた取材会に出席した。タモリがオープンな取材に応じるのは極めてまれ。地球上で起きる大災害のメカニズムに迫る“硬派”な番組に「お笑いをやるのもこういう番組をやるのも差はない。同じ興味があることだから」と、タモリ節を披露した。

 今年3月にフジテレビ系「笑っていいとも!」が終了後、タモリが初めてマスコミの前に姿を見せた。詰めかけた報道陣の多さに一瞬、驚いたが「勝手に番組収録をやっているところへ、大勢の方に来ていただいてありがとうございます」と笑顔を見せた。

 番組は地震や異常気象、スーパー台風など巨大災害のメカニズムや将来起こりうる巨大災害の姿に迫るもの。「いいとも」などのバラエティー番組とは“真逆”のようにも見えるが「笑いだけがバラエティーじゃないし、何でもかんでもあるからバラエティー。こういう番組をやるのとイグアナ(のまね)をやるのは全く一緒」と持論を展開した。

 若い頃から地球の成り立ちや地形に興味があったというタモリは、最近の興味ある現象に地震を挙げて「世界の地震の20%は日本近海で起きている。地震多発地帯の上に日本列島が乗っているようなもの」と、博識ぶりを披露した。

 自宅を購入した際にも地盤を重視して土地を選んだというだけに、地震対策も万全。水や食料、発電機などの防災グッズはもちろん、「九州の方に手を回して」電気不要の石油ストーブを2台所有していることを明かすなど、テレビ朝日系「タモリ倶楽部」でもおなじみのこだわりぶりを見せていた。

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