AKB東京D公演、逆サプライズ

 AKB48が20日、東京ドーム公演「するなよ?するなよ?絶対卒業発表するなよ」の最終日を迎えた。もともとファンからの公募で決まった、ネタふりのようなコンサートタイトルに注目が集まっていたが、ドーム公演最後まで誰も卒業発表はせず。ビッグイベントのたびにメンバーの卒業を発表してきたAKBらしからぬ?“逆”サプライズの結末となった。

 お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部が得意とするようなネタふりに、誰も応えることはなかった。アンコールのステージで、グループ総監督の高橋みなみ(23)が意味深なタイトルについて突っ込むと、人気メンバーからは続々と“卒業しません宣言”が飛び出した。

 卒業発表の大本命とみられていた小嶋陽菜(26)は「私はAKB48が大好きなので、知らない間にこんなタイトルになっていたから、私はこんなんじゃ発表しません!!」とキッパリ。アイドル続投を約束して、ファン4万2000人から拍手を浴びた。

 高橋、小嶋とともにラスト1期生トリオの峯岸みなみ(21)は、思わせぶりな表情を浮かべたあとに、「あんなことがあっても、しがみついた私ですよ!!アイドルとしてもうひと花、咲かせたい」と丸刈り騒動の自虐ネタで卒業否定。渡辺麻友(20)も「今年の総選挙で1位になってまだまだやることはたくさんあるので、こんなとこで辞めるわけにはいきません」と、エースの自覚を示した。

 最近は、ビッグイベントのたびにメンバーの卒業を発表してきただけに、逆に卒業発表がないことがサプライズになった格好だ。

 仲間のAKB愛を確認した高橋は「(ドーム公演の)3日間、ファンの皆さんもメンバーももやもやしてたよね。これからもみんなで頑張らせてください」と決意を新たに。3年連続となった夏のドームの締めくくりに、“不動の顔ぶれ”で結束を高めていた。

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