猪木議員、総理も訪朝すべきダ~ッ
総理も北朝鮮に行くべきダーッ!“燃える闘魂”こと次世代の党のアントニオ猪木参院議員(71)が21日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、安倍晋三首相(59)に訪朝を勧めた。猪木議員は30、31日に北朝鮮の平壌でプロレスイベント「インターナショナル・プロレスリング・フェスティバルin平壌」を開催する。
猪木議員は「安倍総理が直接(北朝鮮に)行かれたら一番いいんじゃないかと思います」と言い切った。
北朝鮮が再調査している日本人拉致問題については、9月に最初の報告があるとされている。次回が30回目の訪朝となる猪木議員は「その前にいい環境作りということで、できるだけやってきた」と闘魂外交を振り返り「外務省も一歩踏み込んだ形の話し合いをしているのではないか」と、安倍政権の外交姿勢を評価した。
3月12日の参院予算委員会では、質問に立った猪木議員に安倍首相が「子供の頃、猪木さん対ブルーノ・サンマルチノの戦いに、手に汗握った」と告白。猪木議員とサンマルチノの対戦はわずかだが、1968年8月9日、日本プロレスの田園コロシアム大会でサンマルチノ、レイ・スチーブンス組が猪木議員と故ジャイアント馬場さんのインターナショナル・タッグ王座に挑戦しており、安倍首相がディープな猪木信者であることがかいま見えた答弁だった。
猪木議員はこの日、自民党が下野していた時期に一度、安倍首相と食事したことを明かした。「安倍総理が制裁をかけたんだから、鍵を開ける暗証番号を知っているのは安倍総理しかいません」と話しかけると、安倍首相は「私は野党なので何もできません」と答えたという。
猪木議員の助言に乗って、安倍首相訪朝から拉致被害者帰国という劇的な展開となるのか。猪木議員は安倍首相に言い聞かせるかのように「人生は1回だぜ!」と、熱く語った。