氷川きよし、暴行容疑で書類送検
元マネジャーの20代男性を殴ったとして、警視庁麻布署は21日、演歌歌手・氷川きよし(36)=顔写真=を暴行容疑で書類送検した。
今年4月、岡山市内のホテルで、当時マネジャーだった男性をかばんで殴ったり、足を蹴った疑い。男性は4月下旬に「口止め料を1、2億円ぐらいほしい」と事務所側を脅しており、同署は男性についても、恐喝未遂容疑で書類送検した。
氷川はこの日、大阪府岸和田市でコンサートを開催した。観客によると、氷川は公演の中盤で「ご心配をおかけしまして、申し訳ございません」と謝罪、「僕自身は恥じることも間違ったことも何ひとつありません」とキッパリした口調で話したという。その上で「安心して僕の歌を聞いてください。20周年に向けてがんばっていきますので、応援してください」と頭を下げた。
所属事務所は19日に「暴行の事実はございません」とコメントを発表。関係者によると、既に示談が成立しており、起訴はされない見通しだ。