中京高軟式野球部が友情の募金活動へ

 全国高校軟式野球選手権大会で優勝した中京高の選手たちが、準決勝で延長五十回まで戦った崇徳高の地元・広島市で起きた土砂災害の被災者に送るため募金活動を始めることを2日までに決めた。

 3日から軟式野球部の選手たちが40クラスを回り、募金を呼び掛ける。集めた募金は崇徳高を通じて寄付する。軟式野球部の後藤敦也主将が申し出て、学校側が快諾した。後藤主将は「決勝戦では崇徳高の方々からも応援してもらった。感謝の意味も込めて募金活動を行いたい」と意気込んでいるという。

 和田尚副校長は「生徒から出た自主的な話なのでうれしい。野球の試合を通じて、崇徳高とはいい縁ができた。今後も、この縁を大事にしていきたい」と話している。

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