綾野剛主演作は最優秀監督賞を受賞

 モントリオール世界映画祭の授賞式が1日(日本時間2日)、カナダ・モントリオール市内で行われ、俳優の綾野剛(32)が主演し、呉美保監督(37)が手がけた「そこのみにて光輝く」(公開中)は最優秀監督賞を受賞した。

 授賞式には綾野と共演の池脇千鶴(32)、呉監督が出席。文学賞に恵まれなかった不遇の作家・佐藤泰志さんの小説を映画化し、海外で賞を授かったことに綾野は「風が吹いたなって感じです。佐藤さんに届けられたかなと思います」と感慨深げ。呉監督も「佐藤さんが報われたかなと感じています」と喜んだ。

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