男児が死んだふりして自力で逃走

 千葉県市原市の小学6年生の男児(12)が26日午後、帰宅直後に男に一時連れ去られていたことが29日、県警への取材で分かった。男児は首を絞められるなどして軽傷を負ったが、死んだふりをして男が立ち去るのを待って逃げ約3時間半後に自力で帰宅したという。

 県警は26日午後6時半ごろに「人を殺した。首を絞めた」と自ら110番し、男児の連れ去りを認めた男の身柄を市原市内で確保。同日の事情聴取の際、警察官に暴行したとして公務執行妨害容疑で、自称市原市の職業不詳石田大介容疑者(37)を現行犯逮捕した。

 県警によると、男児は26日午後6時ごろ、帰宅して玄関に入った際に後をつけてきた男に連れ去られ、近くの公園で殴られたり首を絞められたりしたが、午後9時半すぎに自宅に戻った。

 石田容疑者は男児を以前から知っていたといい、県警は2人の間で何らかのトラブルがあったとみて、未成年者略取や殺人未遂の容疑でも立件する方針。

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