歌手・雪村いづみ（７７）が１日、都内で、デビュー６０周年を記念し、荒井由実（現・松任谷由実）の曲「ひこうき雲」を、４３年ぶりに再レコーディングした。

　同曲は、もともとユーミンが雪村のために書き下ろした作品。雪村は１９７１年に一度レコーディングしたが、すぐにはリリースされず、９０年のアルバム「カモン・バック」にようやく収録された。

　この日は、長年の音楽パートナーでジャズピアニストの前田憲男（８０）の演奏に合わせ熱唱。前田から「バケモノですね、衰え知らず」と変わらぬ歌声を絶賛された雪村は、「この歌に巡り会えて良かった」と話し、８９年以来２５年ぶりの紅白出場に「復活？いいですね」と意欲を見せた。

　今月末から配信。