カー・オブ・ザ・イヤーは「デミオ」

 自動車雑誌などで構成する日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は13日、ことしの最も優れた車に贈る賞「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、マツダの新型「デミオ」を選んだ。マツダ車の受賞は2012年のスポーツタイプ多目的車(SUV)「CX‐5」以来、2年ぶりとなる。

 デミオは9月に全面改良したマツダの主力小型車。200万円を切る価格でディーゼルエンジンを搭載したモデルを用意し、消費者の選択肢を広げた。実行委員会は「国産コンパクトカーの常識を打ち破るデザイン、クオリティー、テクノロジーを低廉な価格で実現した」と評価した。

 輸入車部門は、ドイツ大手メルセデス・ベンツの「Cクラスセダン」に決定。環境技術などを評価するイノベーション部門賞には、ドイツのBMWの電気自動車「i3」を選出した。

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