第１回ＮＨＫ紅白歌合戦（１９５１年）に出場した最後の存命歌手・菅原都々子（８７）が１４日、東京・古賀政男音楽博物館けやきホールで米寿記念コンサートを行った。菅原は８年ぶりとなるこのコンサートを最後に公の歌手活動から引退予定だったが「私から歌をとったら死んでしまう」と撤回。今後も依頼があれば番組などに出演していくという。
会場は歌手デビューのキッカケを作ってくれた養父・古賀政男氏の自宅があった場所。菅原は「ここで歌手として生まれて、最後のコンサートができて幸せです」と涙を流し、代表曲「月がとっても青いから」など１２曲を熱唱した。
