ドコモ新料金プラン、1000万件突破
ドコモの新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の契約数が、14日に開始わずか4カ月半で1000万件を突破した。国内音声通話定額制、家族間でのデータシェアなど、他社に先行して導入したプランは、スマートフォン時代に合った料金プランとあって、予約段階から大きな反響を呼び、予想を上回るハイペースで1000万件の大台に乗った。
新料金プランは、5月15日に予約を開始し6月1日にスタート。約1カ月後の7月5日に500万件を突破すると、順調に契約数を伸ばし、14日に1000万件を突破した。
「カケホーダイ」は、国内すべての携帯、固定電話に月2700円で通話し放題という画期的なプラン。東京都の小泉頼夫さんは「月々の支払いが半分になってびっくりした」と驚きの声をあげた。
小泉さんは外回りの仕事の上、地方との通話も頻繁にあり、毎月の請求額が高額になることもしばしば。そんなとき、立ち寄ったドコモショップで新料金プランのシミュレーションをしてもらい、すぐに切り替えた。「定額制なので、ビジネスでもプライベートでも今は気兼ねなく電話できるのでストレスがない」と喜んだ。
家族でデータ量をシェアできる「パケあえる」の恩恵を受けているのは、やはり子供がいる家庭だ。兵庫県の水元忠義さんは「息子は音楽や動画をダウンロードするのが好き。以前はパケット量の上限をいつも気にしていたが、データ量を家族でシェアでき、金額も抑えられて大変満足している」とコメント。
データ通信料が少ないママの分を、パパや子供たちに回すことも可能。ユーザーの声を反映して、余った場合も翌月に繰り越せるサービスも10月から開始した。家族で無駄なく、効率的にデータシェアできるのも魅力だ。
水元さんは「今や、わが家のコミュニケーションはこのプラン抜きには語れない」と断言。利用者の要望に素早く対応し、他社に先駆け新料金プランをスタートしたことが、ハイスピードでの1000万件突破につながったと言えそうだ。