フィギュアスケーターの羽生結弦（１９）が、ロッテの新商品「ロッテ　キシリトールホワイト」新ＣＭで、全国のファンを虜（とりこ）にした“あのポーズ”を披露している。

　ＣＭの舞台はとあるカフェ。店内でくつろぐ女性を前に、羽生が両腕を伸ばして指を差す、あのポーズで登場し「キシリトールホワイトが出たんだよ」とアピールするシーンから始まる。

　指さしポーズは、ソチ五輪ショートプログラムでも披露され、あっという間に羽生の代名詞ともなった決めポーズ。撮影時でもこのポーズが飛び出すたびに、スタッフから「おお！」と歓声が沸き上がったという。

　もう一つの見どころとは華麗な衣装。白とゴールドを基調としたもので、「キシリトールホワイトの精」という役どころにピッタリ。普段から羽生のスケート衣装を手がける職人の手により作られたもので、サイズはもちろん、動きやすさも計算された世界に１つだけのオーダーメイド。袖口や、首から胸元にかけてあしらった金のレースや、上半身にちりばめたダイヤで、きらびやかさも演出している。

　新商品のコンセプトは「いつも輝く笑顔に。キシリトールホワイト」。そのさわやかでフレッシュなイメージがマッチするということから、ＣＭに起用された羽生。「（リンクより）ＣＭ撮影の方が緊張しました。見ている方にメッセージを届けないといけないという大切な使命があるので…」と、リンク上とは違う雰囲気に終始、緊張しっぱなしだったことも明かした。

　だが、ＣＭ後半に見せるダンスは、監督からも「キラキラが見えるね！」と絶賛されるほどで、指先から胸の位置、衣装の揺れ方までを計算した完璧な踊りと笑顔を披露。それでも「もっと踊る練習や、ポーズの基礎をしっかり練習しないといけないと感じた」と、どこまでも謙虚に振り返っていたという。

　新ＣＭ「ホワイトが出た」篇は２１日放送開始。