阪神CSファイナル瞬間最高34・4%

 阪神タイガースが9年ぶりの日本シリーズ進出を決めた18日のセ・リーグのCSファイナルステージ第4戦、巨人-阪神(東京ドーム)の視聴率が関西地区で瞬間最高34・4%、平均23・9%の高視聴率を記録したことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。関東地区は13・3%だった。

 試合は日本テレビ系で放送され、関西での瞬間最高は終了直後の午後9時43分で、マウンド上に阪神の選手が集まり、歓喜に浸った場面だった。

 球団史上初めてファイナルステージに進出した阪神がリーグ覇者の巨人に3連勝し、日本S進出に王手をかけて迎えた注目の試合。初回にマートンの3ランなどで4点を奪い、序盤から主導権を奪った阪神が巨人を圧倒し、07年のCS制導入以降では初となる日本シリーズ進出を決めた。

 日テレ系での中継は午後7時から9時44分まで。さらに9時54分まで10分間、中継が延長され、選手がハイタッチなどで喜ぶ場面やスタジアムのファンの歓喜の様子、和田監督のインタビューなどを放送し、こちらは関西地区で平均28・0%(関東13・3%)を記録した。

 地上派で放送された15日の初戦は16・8%、17日の第3戦は16・2%を記録していたが、最後の大一番で関西はさらなる盛り上がりを見せたようだ。

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