森三中の大島 おばちゃんヘアで登場

 “妊活”のため、今年5月から休業しているお笑いトリオ・森三中の大島美幸(34)が20日、都内で行われた初主演映画「福福荘の福ちゃん」(11月8日公開)の完成披露試写会に登場した。同8月31日に放送された日本テレビ系「24時間テレビ」に出演して以来の公の場。「緊張してます」とドキドキだったが、観客の温かい拍手に笑顔を見せた。

 “妊活中”の大島が、久々に姿を見せた。今年5月6日に日本テレビ系のバラエティー「世界の果てまでイッテQ!」の収録を最後に休養し、公の場に姿を見せたのは「24時間テレビ」のみだった。この時は、チャリティーランナーのTOKIOの城島茂(43)の応援で、あくまで脇役だったが、この日の舞台あいさつでは主役として作品をファンにアピールした。

 丸刈りのおっさんを演じた作品とは打って変わって、髪が伸びた大島は、おばちゃん風のいでたち。「皆さまの前に立つのは久々でして、緊張していますが、にこやかに見ていただいているので安心してます」と柔らかい笑顔を見せた。観客の温かい拍手に、得意の毒舌は鳴りを潜めていた。

 大島は同作で、今年8月にカナダのモントリオールで開催された「第18回ファンタジア国際映画祭」で最優秀女優賞を獲得。舞台上で藤田容介監督から賞状を手渡されると、「受賞を聞いたときは『おっさん役で女優賞ってウソだろ』って笑ってしまいました」とまたまた笑顔。関係者によると、“妊活”の方ではまだ朗報は届いていないが、女優・大島美幸に届いた朗報は素直に喜んでいた。

 大島は今後も“妊活”を続けるが、同作のプロモーションに限っては、テレビ出演や初日舞台あいさつなどは行う予定という。

 映画「福福荘の福ちゃん」は、恋愛に奥手な男・福田辰男(大島)が、20年ぶりに中学時代の初恋の人・千穂(水川あさみ)と再会し、再び思いを募らせる姿を描いた物語。大島は笑い抜きで男役を演じている。撮影は約1年前で、大島は昨年の「24時間テレビ」のチャリティーマラソンのために体重を15キロ落としていたが、撮影のために約1カ月で10キロ戻したという。「筋肉が付いて代謝がよくなって、全然太らなかった。初めて『太るのが大変』って思いました」と振り返った。

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