キスマイ玉森、サラリーマン役で初主演
Kis-My-Ft2の玉森裕太(24)が映画「レインツリーの国」(来年公開)で映画初主演することが28日、分かった。「阪急電車」「図書館戦争」などの映画化作品で知られる人気作家・有川浩氏(42)の同名小説を初の実写映像化。サラリーマン役に初挑戦する玉森は、初の実写映画でヒロインを演じるモデルで歌手・西内まりや(20)との初共演で、純愛物語を紡ぎ上げる。
ドラマ、舞台で座長を務めてきた玉森が、満を持して映画初主演に挑む。18日から撮影に入った玉森は「素直にすごくうれしかった。気合を入れて臨んでいます」と、新たな挑戦を喜んでいる。
「阪急電車」の三宅喜重監督がメガホンをとる今作は、累計70万部突破のロングセラーが原作。総合食品メーカーで働く実直でおとこ気のある主人公・向坂伸行(玉森)と、ブログ「レインツリーの国」の管理人・ひとみ(西内)の、メールから始まる純愛を描く。
真っすぐな男性役に「僕とは正反対」と笑う玉森は、初のサラリーマン役に「友達にどんなことが大変なのかを事前に聞きました」とリサーチを怠らず。「人見知り」という玉森だが「西内さんはとても明るい方で、気さくに話しかけてくれるので、楽しく共演できています」と、初コンビに手応えを見せた。
人に言えない秘密を抱えた繊細なヒロイン役の西内は、声優での映画出演はあるが、今作が初の実写映画出演。“10代の女の子がなりたい顔”に輝き、8月にシングル「LOVE EVOLUTION」で歌手デビューもした人気者は「映画に出演することは目標だったので、とってもうれしかった」と語った。
タイトルの「レインツリー」はアメリカネムノキの別名で、ネムノキの花言葉は「胸のときめき」。玉森は「見てくださる方にキュンキュンしていただきたい」と、ときめきいっぱいの純愛ストーリー完成を約束した。