平山あや伝説の女医で8年ぶり映画主演

 女優の平山あや(30)が、「いしゃ先生」(来秋公開予定)で8年ぶりに映画主演することが29日、分かった。演じるのは実在の人物で、昭和初期に山形県のへき地で地域医療に尽力した女医で歌人の志田周子(ちかこ)。周子の故郷である大井沢村(現・西川町)などオール山形ロケで、現在撮影が進められている。

 明治43年生まれの志田周子は、山形の大井沢村から東京女子医専(現・東京女子医大)に進学し、無医村だった故郷に女医として帰還。昭和34年には国内の保健分野で最も権威ある賞といわれる保健文化賞を東北で初めて受賞した人物だ。

 “辺地医療のヒロイン”を全国に広めようと、地元住民を中心に4年前から映画化プロジェクトが立ち上がり、「役柄のイメージに合う」と平山に白羽の矢が立った。平山にとっては2007年公開の「Mayu-ココロの星-」以来、8年ぶりの主演映画だ。

 今月22日に山形県鶴岡市でクランクインしており、今後は周子の故郷・大井沢村など、すべての撮影を山形県内で行う。平山は20代前半から40代後半までを演じる予定。実在した人物を演じるのはプレッシャーはあるというが、「少しでも、周子さんの人生がご覧いただける方の心に残るよう、1つ1つのシーンを大事に演じていきたいです」と女優魂を燃やしていた。

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