小保方氏 STAP細胞できず
STAP細胞の有無を調べている理化学研究所の検証実験で、小保方晴子氏(31)自身の実験でもSTAP細胞ができなかったことが18日、関係者の話で分かった。STAP細胞が存在する可能性は極めて低くなった。理研のチームが、小保方氏の作製した細胞で約1600回の実験を繰り返したが、万能性を一度も確かめられなかった。理研は検証実験を打ち切る方針で、STAP細胞の存在を事実上、否定することになる。19日に都内で記者会見し実験結果を発表する。小保方氏は出席しない予定。
小保方氏は7月から検証チームに参加し、第三者の立ち会いや監視カメラの下で実験した。万能細胞の目印となる遺伝子が働くと緑色に光るように遺伝子操作したマウスの脾臓(ひぞう)の細胞を使い、STAP細胞の作製を試みた。
関係者によると、小保方氏の実験で緑に光る細胞が得られることもあったが、割合は非常に低かった。検証チームは万能性があるかを調べるため、光る細胞を別のマウスの受精卵に注入し「キメラマウス」の作製を約1615回試みたが、1回も成功しなかった。増殖能力がある「STAP幹細胞」も作れなかった。
検証チームは8月、細胞を酸で刺激する論文通りの方法では、STAP細胞は作製できなかったとする中間報告を公表している。STAP細胞の有無を確かめる検証実験が続く中、共著者の笹井芳樹氏が8月に自殺した。
STAP論文は撤回されているが、これまでに捏造(ねつぞう)や改ざんと認定された項目以外にも複数の疑問点が指摘されており、理研の調査委員会が調査を進めている。
調査委の結果がまとまり次第、中断している小保方氏らの懲戒処分の検討を再開する予定。
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