秋篠宮家の次女佳子さまが２９日、２０歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち東京・元赤坂の宮邸で宮内記者会と会見し「未熟なところが多いと感じています」と自らを省みつつ、公務に向けては「自分の関心よりも、頂いた仕事を一つ一つ大切にしながら取り組んでいくべきだと考えます」と述べ、父、秋篠宮さまと同様の意見を示した。

　今後、成年皇族として元日の新年祝賀の儀など宮中行事に参列することになるが、一般の国民へのお披露目は来年１月２日に天皇、皇后両陛下らと宮殿に並ぶ新年一般参賀となる予定。

　佳子さまは８月末に学習院大を２年生で中退、来年４月から特別入学選抜で合格した国際基督教大（ＩＣＵ）教養学部に入学する。新たな学びの場を求めた理由について、公務への出席を経験して「英語でコミュニケーションが取れることや、幅広くさまざまなことを知っていることが大切だと感じるようになりました」と説明した。