“吉高節”出た~「うるさいなぁ」
「紅白歌合戦リハーサル」(29日、NHKホール)
大みそか放送の「第65回NHK紅白歌合戦」(31日、後7・15)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールでスタートした。紅組司会を務める女優・吉高由里子(26)は初司会の重圧を感じさせないマイペースぶりを発揮。五木ひろし(66)は、歌唱曲「よこはま・たそがれ」を今年9月に死去した恩師・山口洋子さんへ捧げることを誓った。また、森進一(67)は独自の紅白定年制を“提言”した。
早くも“節”がさく裂した。紅組司会の吉高は、記者から「司会の練習してます?」と聞かれ、5秒ほど黙り込んだ。小悪魔な笑みに表情を変えると、出てきた言葉は「言われなくても、頑張ってます!!うるさいなぁ。頑張ってるよ。お手柔らかに、だよ!!」のプンスカ怒り。隣にいた白組司会の嵐・櫻井が「質問しただけ…だよ?」と突っ込み、会見は爆笑に包まれた。
芸歴10年目の節目に、初司会の大役。吉高本人は「まだ、ことの重大さに気付いてないので本番どうなるのか…そこも楽しみにしていただけたら」と自然体だが、周囲は奔放な発言を怖いもの見たさで期待している。
櫻井は、出演歌手との面談で「僕らが気付かないような質問をされるので楽しいです。5人でやっているときには入らない風が入ってます。強い風が」と笑いながら明かした。
2部開始直後の企画コーナーでは、主演した朝の連続テレビ小説「花子とアン」の特別編が放送される。吉高は「私にも秘密にされていて、サプライズみたい」と語ったが、昨年の紅白でドラマの“続編”を生放送した「あまちゃん」とは違い、VTRになる。「大みそか編」と題し、感動的なエピソードが描かれるという。