三代目JSB「うれしい」レコ大初戴冠

 「第56回輝く!日本レコード大賞」(日本作曲家協会主催)の最終審査会が30日、東京・新国立劇場で行われ、大賞は男性7人グループ「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の「R.Y.U.S.E.I.」が受賞した。また、「LOVE EVOLUTION」を歌った西内まりや(21)が最優秀新人賞に輝いた。   

 受賞の瞬間、ボーカルの登坂広臣(27)は、驚きで顔を突っ伏した。EXILEリーダーのHIRO(45)がサプライズで登場し「感動した。メンバーが親孝行できてよかった」と祝福すると、リーダーのNAOTO(31)は「うれしいの一言。少しは恩返しができたかな」と瞳を潤ませた。NAOTOと小林直己(30)は、兼任するEXILEで昨年も受賞。別グループで2年連続戴冠は史上初の快挙だ。

 2010年の結成、デビューから4年で頂点に到達した。受賞曲は疾走感あふれる曲調、ボーカル2人も参加する走っているようなダンス「ランニングマン」が愛され、YouTubeの再生回数1300万回。35万枚の大ヒットで代表曲となった。

 昨年末、HIROがパフォーマーを引退したEXILE一族。今年をあえて「パーフェクトイヤー」と位置づけ、切り込み隊長を任されたのが三代目だった。元日にベストアルバムを発売、1月8日から40万人動員の全国ツアー。開幕前にはHIROから「熱狂を本物の感動に変えよう」とメールが届いた。

 登坂は映画「ホットロード」で各映画賞の新人賞を受賞するなど個人活動も充実。レコ大初戴冠で“完璧な1年”を完成させた。

 来年は1月28日に5枚目のアルバム「PLANET SEVEN」をリリースし、春から初の単独ドームツアーを行う。「一番大きな挑戦の年になる」とボーカルの今市隆二(28)。頂点を極めても攻め続ける。

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