池上彰氏 震災2日後に自転車で取材
ジャーナリストの池上彰氏(64)が7日、大阪市内で阪神・淡路大震災20年特番、TBS系「池上彰の生きるための選択」(14日、後7・56)の収録を行った。
20年前の震災2日後に、NHK記者として「週刊こどもニュース」の取材で、自転車で被災地を回った池上氏は「ちょうど他県の消防車なども次々に到着して救助活動が行われている最中でした。どの建物も斜めになって…。災害の報道は一番ひどい場所がクローズアップされることもありますが、阪神大震災は、行けども行けどもひどい状況だった」と壮絶だった現場を回顧した。
震災で自宅が全壊したタレント間寛平(65)も出演し、ノコギリを持って近所の人を救出した当時を振り返った。番組では池上氏の進行で、“次の震災”が起こった場合に、2次災害を含めた被害を抑えるために過去教訓・知識の特集が組まれた。