間寛平 真冬の中学校で避難生活送った
タレント・間寛平(65)が7日、TBS系の阪神・淡路大震災20年特番「池上彰の生きるための選択」(14日午後7・56)の収録に出演した。
95年の震災で兵庫県宝塚市の自宅が全壊した寛平は、被災時の様子を「今生きてるのがおかしいぐらいの状況でした」と回顧した。ノコギリを手に、倒壊した建物の下敷きになった近隣住民の救出にあたったことも明かし「ブルドーザーで持ち上げようと借りに行ったら『免許ないやろ。無茶したらアカン』と止められたこともあった」という。
真冬に近くの中学校で避難生活を送ったが余震が続き「揺れたらすぐにストーブを消す係を決めたりしてましたね」と2次災害に神経をとがらせ、不安な日々を送ったことを明かした。
「なんで地震が起こるんやろ。いややな」と正直な感想を漏らした寛平。番組では20年前にNHK記者として自転車で被災地取材をしたジャーナリスト・池上彰氏(64)の進行で、過去の災害での教訓や知識が紹介され、“次の震災”で被害を最小限に食い止めるための特集が組まれた。