Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚの戸塚祥太（２８）が女優・桐谷美玲（２５）主演映画「恋する（ハート）ヴァンパイア」（４月１７日公開）で銀幕デビューすることが７日、分かった。桐谷が演じるヴァンパイアの初恋の相手役。戸塚はソロで桐谷に“ラブソング”を歌い上げるシーンなど胸キュンラブコメディーに挑む。

　出演中の舞台「２０１５新春　ジャニーズ・ワールド」（２７日千秋楽、帝劇）など数々の舞台で経験を積んできた戸塚が満を持して映画界へデビューする。

　作品は、世界一のパン職人を夢見るヴァンパイア・キイラ（桐谷）と、キイラの初恋の相手・哲（戸塚）の恋を描いた物語。小さいころから歌手を目指していたという哲役の戸塚は劇中で甘い歌声も披露。「世界で最も美しい顔１００人」で、日本人最高の８位となった美女・桐谷をおんぶするシーンもあり胸キュン満載のラブストーリーを届ける。

　映画出演は悲願だった。ジャニーズＪｒ．時代から夢の一つに掲げていただけに、戸塚は「飛び上がるほどの感動と、皆さんの足手まといにならないようにという、緊張感や気負いがいい具合に混ざり合い、すこぶるバランスの良い状態を保てた」と大コーフンだ。

　米映画「マイ・フレンド・フォーエバー」（９５年）など数々の作品を見て演技を学んできた。苦しいときに助けてくれたのも映画といい、あこがれの世界に足を踏み入れる戸塚は「映画は僕にとって友達。日本の映画界に少しでも貢献したい」と、意気込みを熱く語っていた。