“震災特設サイト”神戸市継続へ
6434人が亡くなり、3人が行方不明となった1995年の阪神・淡路大震災は17日午前5時46分、発生から20年の節目を迎え、かつての被災地では数々の追悼行事が開かれた。
神戸市は、「震災20年 神戸からのメッセージ発信」事業の一環として公開している特設サイトを今後も継続することを明らかにした。「震災20年だけで終わりではない。しばらく閉じる予定はない」と、世界に向けて発信し続けていく。
市内の自宅で被災した小説家・真山仁氏や、震災を機に地震学者を志した慶大・大木聖子准教授ら約40人のインタビュー記事や動画をアップしているが、昨年10月の開設から3カ月でアクセス数は着実に増加している。
今月16日にはトップページをリニューアルし、『BE KOBE』のロゴマークを公開。3月末までに計60~70人分を掲載予定だが、4月以降については「サイトをより多くの人に知っていただくことに力点を置きたい。国外の方にも見てもらえるようになれば」と期待を寄せた。