小林聡美 「わたしだけ?って思った」

 東京映画記者会(デイリースポーツなど在京7紙で構成)が制定する「第57回ブルーリボン賞」が22日、決定した。俳優の浅野忠信(41)が「私の男」で主演男優賞を獲得し、ブルーリボン賞を初受賞。「0.5ミリ」「百円の恋」で圧倒的な存在感を見せた女優の安藤サクラ(28)が第55回に続き主演女優賞を受賞した。授賞式は2月12日、東京・内幸町のイイノホールで開催される。

 「紙の月」で、宮沢りえ(41)が演じた横領に走る主人公・梅澤梨花をジワジワと追い詰める同僚の銀行員・隅より子を演じた小林聡美(49)が助演女優賞に輝いた。「うれしいです。宮沢さんがいろいろ賞をいただいてて、池松くん、大島(優子)さんもとってて“わたしだけ?”って思ってたんで」とちゃめっ気たっぷりに感想を語った。

 10代でデビューし、間もなく50代に突入する。2011年には脚本家の三谷幸喜氏(53)との離婚もあったが「内面的にはあんまり変わらないですね。いいのか悪いのか分かりませんが」とあくまでマイペース。「『紙の月』が1番良かったと言われないように、これからもがんばりたいですね」と先を見据えていた。

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