池松壮亮 ラブシーンまたやります!
東京映画記者会(デイリースポーツなど在京7紙で構成)が制定する「第57回ブルーリボン賞」が22日、決定した。俳優の浅野忠信(41)が「私の男」で主演男優賞を獲得し、ブルーリボン賞を初受賞。「0.5ミリ」「百円の恋」で圧倒的な存在感を見せた女優の安藤サクラ(28)が第55回に続き主演女優賞を受賞した。授賞式は2月12日、東京・内幸町のイイノホールで開催される。
池松壮亮=そうすけ=(24)は、「海を感じる時」、「紙の月」、「ぼくたちの家族」の演技が評価され、助演男優賞を獲得した。「海を-」「紙の月」では濃厚なラブシーンがあるが「“また脱いだ”って言われても何とも思わない。映画が面白かったらやりますよ」と意に介していない。
一昨年までは映画出演は年2本くらいのペースだったが、同年に大学を卒業すると出演作が急増(2014年はほかに5本に出演)した。大学では映画学科で学び、より映画への愛情が深まったという。「普段映画を見ないような人たちにどんなものを見せたら、一瞬でも生活が豊かになるのかを考えてます」と映画の裾野をより広げることを意識している。