新潟に「NGT48」発足…国内5番目

 AKB48のライブイベント「AKB48リクエストアワー セットリストベスト1035 2015」が25日、都内で最終日を迎え、新潟を拠点とした国内5番目の姉妹グループ「NGT48」の発足が発表された。3月からメンバー募集のオーディションを開始し、10月1日に専用劇場がオープンする。新グループ誕生は、2011年11月に劇場デビューしたHKT48以来4年ぶりとなる。

 リクエストアワーの締めくくりに、劇場デビュー10周年を迎えたAKBにとって“伝統芸”の電撃発表が待っていた。アンコールのラスト1曲を残して、スクリーンに映し出されたのは、「新劇場オープン決定」の告知と日本地図。さまざまな地名が映った後、最後に「新潟」が選ばれて、「NGT48」の文字が躍った。

 昨年11月に総合プロデューサーの秋元康氏(56)は、沖縄と北海道での新グループ計画を明かしていたが、実現したのは、ウワサにも挙がっていなかった雪国だった。グループ総監督の高橋みなみ(23)は「北海道とか沖縄とか(挙がってたけど)…新潟。すごない!?」となぜか関西弁で驚きを表現し、「新しい姉妹グループができるのは、全体の活性化につながると思います」と歓迎した。

 関係者によると、昨年12月にデベロッパー(開発業者)から新潟への48グループ誘致の提案があり、本州の日本海側での新劇場を望んでいた運営サイドと思惑が一致。新潟市が日本海側最大級の都市であることが、決め手になったという。

 現状、国内だけでも約300人で構成される48グループだけに、さらなるファミリー増加に高橋は「このステージには上がりきれない」とうれしい悲鳴も。3月から始まるオーディションに向けて、「新しい夢見る少女たちが集まってくると思いますので、出会いを大切にしたい」とまだ見ぬ後輩たちに、思いをはせていた。

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