綾瀬はるからの合成ヌード掲載で敗訴
「週刊実話」に写真と裸のイラストとの合成画像を掲載されたとして女優・綾瀬はるか(29)や元AKB48の女優・前田敦子(23)ら女性芸能人8人が日本ジャーナル出版(東京)側に計8800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は29日、計640万円の支払いを命じた。
問題になったのは2013年11月21日号で、女性芸能人25人の写真と、裸の胸部のイラストを合成した画像が掲載された。長谷川浩二裁判長は「限度を超えた侮辱行為で原告らの名誉感情を不当に侵害した」と指摘した。
原告側は名前や写真から生じた利益を独占できる「パブリシティー権」侵害とも主張したが、長谷川裁判長は「写真が客を引きつける力を利用したとはいえない」と退けた。
週刊実話編集部は「判決文が届いておらず、コメントは差し控える」としている。