多部未華子 大倉忠義を「攻めたい」
女優の多部未華子(26)が日本テレビ系の連続ドラマ「ドS刑事」(4月スタート、土曜、後9・00)に主演し、超ドSな女刑事にふんすることが4日、分かった。
相棒役は関ジャニ∞の大倉忠義(29)。昨年公開の映画「クローバー」でドSな上司を演じた大倉が一転、ドS女刑事に振り回される交番勤務の巡査役に挑む。新境地を開拓する2人が、痛快ポリスコメディーをお茶の間に届ける。
おとなしい印象が強い多部が、ドSキャラを演じる作品に、「とても楽しみです!」と意欲を見せた。
原作は、小説「死亡フラグが立ちました!」の作家・七尾与史氏(45)のシリーズ累計30万部を突破した同名小説。ドS美人女刑事・黒井マヤ(多部)が、まじめだけどおっちょこちょいな巡査・代官山修介(大倉)と事件解決に挑む。
多部は大倉と同局系ドラマ「ヤスコとケンジ」などで2度共演しているが“相棒もの”は初めて。ドSな一面は「無きにしもあらずかも」と笑い、大倉とのタッグに「実はあいさつぐらいしかしたことがないんです。でも、今回は大倉さんを強気で攻めたい」とSっ気をのぞかせた。
大倉は「クローバー」と真逆の役柄に挑む。マヤの口癖「バッカじゃないの!」を浴びせられるのは序の口で、捜査で行ったコスプレ写真をばらまかれ、果ては「私のために殉職しなさい!」と凶悪犯の盾にされるなど、あたふたする場面も見どころとなる。
大倉は「(関ジャニ∞の)メンバーは半分以上がドS。そういう意味では僕は振り回される方」と告白。ドSな多部には「思ったことをハキハキと言いはる方。ドSキャラはぴったりの役なのでは」と分析し、ドSキャラの“先輩”として「番宣でドSな一言を何度も言わされる。覚悟しておいた方がいい」と助言も忘れなかった。