畠山みどり 証人で出廷も矛盾答弁
歌手の畠山みどり(75)が都内の自宅の家賃を滞納したとして、所有する建設会社から立ち退きを求められ、自身が代表を務める芸能事務所が訴えられた裁判が5日、東京地裁で開かれ、畠山が証人として出廷した。
畠山は2011年に建設会社から、自宅の土地と建物を担保に3億円を借金。この際、同社とは自宅を買い戻し付の売買契約を結び、利息代わりに家賃320万円を払う形にしたが、支払いが滞り、立ち退きを要求された。
法廷に立った畠山は「家を担保に入れたが、所有権を手放したつもりはなかった」と主張したが、原告側から「登記が移ったら自分のものじゃないと理解していた?」と追及されると、「そういう形になります」と矛盾する答弁。消え入りそうな声に被告側代理人から「もっと大きな声で!」と叱られ、裁判官は頭を抱えた。
閉廷後は「言いたいことの30%も言えなかった」とポツリ。次回は23日に非公開で行われる。