AKB劇場の来場者が100万人突破

 アイドルグループ・AKB48が25日、東京・秋葉原の「AKB48劇場」で公演を行い、劇場オープンから10年目で来場者数が100万人に到達した。公演に出演したチームKのキャプテンで、次期グループ総監督の横山由依(22)は「普段から皆さんが足を運んでくれてのことです」と感無量。100万人目の来場者となった大阪府在住の女子大学生(19)には、同劇場の「生涯フリーパスチケット」が贈呈された。

 2005年12月8日、定員250人の専用劇場がオープンした日、観客はわずか7人だった。06年2月4日に初めて大入り満員となり、AKBの人気上昇とともに、抽選販売の入場チケットは、倍率100倍以上にプラチナ化した。12年8月27日の前田敦子(23)の卒業公演では最高倍率916倍を記録するなど、歴史を積み重ね、ついに来場客100万人を突破した。

 同劇場では姉妹グループも出張公演を行うこともあるが、この日はAKBとしての3619回目の公演。午後6時半の開演前に、劇場入口で列を作るファンの前に姿を見せた横山が、「この中に100万人目のお客様がいらっしゃいます」と告知。100万人目が入場扉をくぐろうとした瞬間、公演曲「PARTYが始まるよ」が流れ、巨大クラッカーと垂れ幕で金字塔が祝福された。

 100万人目となった女子大生は初来場。握手会やコンサートにも参加したことはなく、初の“ナマAKB”だといい、「ビックリしました。大阪に住んでるので、東京に来るときは毎回見に来たいです」と生涯フリーパスをゲットした強運ぶりに興奮を隠せず。

 開演後のステージでも横山は「達成ありがとう!!おめでとう!!」と歓喜のくす玉割り。「こうして100万人達成できたのも普段から皆さんが足を運んでくれてのこと。200万人、300万人も達成できるよう、私たちも力を合わせて頑張ります」。高橋みなみ(23)から重責を引き継ぐ次期総監督らしく、次なる大台目指して決意を新たにしていた。

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