１９９８年発売以来、１７年連続発泡酒売上げＮｏ．１を達成しているキリンビールは、その牽引役となっている「麒麟淡麗〈生〉」を初めてフルリニューアルする。名前も「淡麗極上〈生〉」とし、“ビールに負けないうまさ”を目指した。キャッチコピーは、ズバリ「ビールと、戦え。」。“極上”のコクとキレで実現した淡麗史上最も力強い飲みごたえを武器に、新たな船出に出発する「淡麗極上〈生〉」のおいしさに迫る。

　発売１８年目にして、初めてのフルリニューアルとなった「淡麗極上〈生〉」。“極上”の文字が入った新商品は、一体どこが変わったのだろうか。

　まずは、なんといってもその味だ。極上の“コク”と極上の“キレ”を実現させるため、キリンは原料と製法にこだわり抜いた。

　原料については、うまみがつまった二条大麦をこれまでより４０％増量。力強い飲みごたえと、爽快なキレを損なうことなく、“極上”のコクへ進化させた。

　また、製法には麦芽と大麦をそれぞれ最適な条件で仕込む「ダブル仕込製法」を採用している。

　麦芽だけで仕込んだ「麦芽うまみ仕込」は、文字通り、麦芽のうまみを残し、麦芽と大麦を混ぜて仕込んだ「大麦しっかり仕込」は、大麦のうまみを抽出。素材のよさを最大限に引き出した２種類をブレンドすることで、力強い飲みごたえと、“極上”のキレに進化させ、“ビールと戦える”味に仕上げた。

　「淡麗史上最も力強い飲みごたえ」にふさわしく、ネーミングにも“極上”の２文字を入れ、これまでの淡麗〈生〉から、さらにアップしたおいしさを表現。パッケージにはこれまで通り、「淡麗」の大きな文字を缶体に置きながら、鮮やかな金色と、「極上」の２文字を入れ、ひとめでわかる新しさや、極上のうまさへの進化を表現した。

　１９９８年に「おいしい、安いで、日本を明るくしたい」という志のもと、キリンの総力を結集して誕生した麒麟淡麗〈生〉。２０１５年、生まれ変わった淡麗極上〈生〉で、キリンが世の中を盛り上げていく。

　新ＣＭには、大人気の俳優・伊藤英明（３９）を起用、荒れ狂う海を前に、新たな航海に旅立つ船乗りを力強く演じている。

　ＣＭは３部構成になっており、序章篇では屈強な船乗りたちとともに、伊藤が「ボラーレ」を男らしく歌いながら、これから始まる海の旅への覚悟と喜びを表現。登場篇では、いよいよ船が海へ繰り出していくシーンを描いている。

　展開篇では、船の上でマストを上げている屈強な男の手が滑り、ロープがスルスルと抜けていく。だが、すぐに伊藤が駆けつけ、ロープをつかむと、次々と男たちが集まり、無事にマストがオープン。全員で雄たけびをあげるというストーリーだ。

　伊藤が主演したドラマ・海猿を思い起こさせる海の男の力強さに、女性ファンはもちろん、男性もほれこむＣＭに仕上がっている。新ＣＭは１０日から順次オンエアされる。