ヒデキ、還暦 60本のバラで祝福
歌手・西城秀樹(59)が、いきいきと活躍している60歳以上の著名人に贈られる「第8回ハッピーローズ・アワード」に選ばれ、11日、都内で行われた授賞式に出席した。60本のバラの花束で祝福された秀樹は、13日に還暦を迎えるとあって自身の名ゼリフ「ヒデキ、感激!」に代えて、「ヒデキ、還暦!」と喜びを表現した。
13日の誕生日を前に一足早い還暦のお祝いとなった。60本の真っ赤なバラの花束を贈られた西城は「やっぱりうれしいですね」と満面の笑みを浮かべた。報道陣から「還暦を、あの言葉で喜びを表現して!」と促されると、少々照れながら「ヒデキ、還暦!」とポーズをキメた。
いきいきと活躍する還暦世代に贈られる賞に、西城は「早いなと思います。もう60歳か、という感じ」としみじみ振り返った。
新御三家のアイドルとして活躍し、その後も日本を代表する歌手として活動してきた。順調な歌手人生だったが、2003年、11年と2度脳梗塞を発症し、現在も右半身にはまひが残る。状態は「良い日と悪い日がある」といい、この日は、関係者にエスコートされてステージに上がった。
それでも歌声は健在だ。現在はリハビリを行いながら、コンサートなど活動している。13日の誕生日には還暦記念アルバム「心響-KODOU-」を発売する。「60歳は再スタート。全部新たな気持ちで、またスタートする」と、さらなる飛躍を誓っていた。