香取主演の三谷幸喜映画、豪華配役発表
SMAP・香取慎吾(38)が主演、女優・綾瀬はるか(30)がヒロインを務める、演出家・三谷幸喜氏(53)の最新映画「ギャラクシー街道」(10月24日公開)の未発表キャスト14人が19日、解禁された。
三谷映画初出演の俳優・小栗旬(32)、歌手・西川貴教(44)、女優・優香(34)、大竹しのぶ(57)をはじめ、俳優・西田敏行(67)ら豪華キャストが全員宇宙人を演じる。香取と綾瀬の宇宙人姿も初公開された。
SF初挑戦の三谷氏のもとに個性あふれるメンバーが集結した。
映画はスペースコロニーーにあるギャラクシー街道内のハンバーガーショップを舞台にしたワンセットのセリフ劇。主人公のハンバーガー店主ノア(香取)が、今も思いを寄せる元恋人レイ役は優香に決まった。正義の味方であることを隠し続けるスペース警備隊ハトヤ隊員を演じるのは小栗旬。三谷氏は「彼の登場シーンが一番笑える」と、コメディーセンスを高く評価している。
ほかにも、歌唱力を期待された西川貴教が、まぐろバーガーが大好きなカエル型宇宙人ズズ役。ノアの妻・ノエ(綾瀬)の良き相談相手であるコンピューター「堂本博士」に西田敏行、怒られるとすぐパニックになるスペースパートタイマーのハナさんは大竹しのぶが演じる。
登場人物は全員が宇宙人。長回しが多く演技力や集中力が求められる作品に、三谷氏は「うまい役者さんを中心にキャスティングをしました」と説明。3月から1カ月間に及ぶ撮影を終え、「皆さん、僕の期待に応えてくれて、とても人間味あふれる宇宙人の群像劇になった」と大きな手応えを見せた。
キャストに続き劇中ビジュアルも解禁した。七三ワケにメガネ姿の宇宙人を演じた香取は、宇宙セットでの撮影を終え、「やっと地球に帰ってくることができました。劇場が笑いであふれる作品」とアピール。香取との夫婦役に「客観的に見ていい夫婦」と振り返ったショートカット姿の綾瀬は「面白い登場人物が多い。すごく楽しみ」と期待した。