たけし 元漫才師妻は上沼恵美子に敗北
タレントのビートたけし(68)がこのほど、ABCテレビ「なるみ・岡村の過ぎるTV」(関西ローカル/日曜、後11・15)の収録にスペシャルゲストで出演した。大阪人100人の質問に答える形式で「NGなし」のぶっちゃけトークを繰り広げた。
「この人の前では緊張するという人は?」との質問には「うちのカミさん(妻)かな」と即答。「最後に会ったのは2年半前ぐらい」で小遣いアップの直談判が目的と明かして笑いを誘った。
今では疎遠になっていることをさまざまな番組などでネタにしているが、その夫人とのなれそめも語った。もともとは大阪で活動していた漫才師で、「(海原)千里・万里さんを見てあきらめた」という。海原千里は上沼恵美子(60)の旧芸名。姉妹漫才コンビとして1970年代に人気を集めた。たけしの夫人はその後、東京で内海桂子・内海好江の弟子となった。
そのころ、たけしの舞台を見て「オイラがガンガン受けるので、この人とくっついて金もうけしようと思ったらしいよ。途端にいろいろやさしくなって、弁当を作ってくれたりしたよ」と振り返った。
夫人からの積極的なアプローチで交際が始まったが「知らないうちに籍が入っちゃってて、公文書偽造で訴えてやろうか。(婚姻届に)名前を書いた覚えがない」といつものように笑わせた。
収録ではほかに、相方ビートきよしへの思い、盟友の明石家さんまとの絆、漫才ブーム絶頂期のエピソード、代表的ギャグ「コマネチ」のルーツについても語られた。最後は映画監督になった経緯から25日公開の最新作「龍三と七人の子分たち」の自己評価まで、司会のナインティナイン・岡村隆史(44)、なるみ(42)らと多岐にわたってトークが進められた。
この模様は26日(後11・30)、5月3日(通常時間)の2週にわたって放送される。