嵐・大野智 上海で海外初の作品展
嵐のリーダー・大野智(34)が、初の海外での作品展となる「FREESTYLE in Shanghai 2015 楽在其中」を7月に中国・上海で開くことが11日、分かった。2008年以来7年ぶり2度目となる個展は、上海馳翰(ジョハン)美術館(7月9~29日)と東京・表参道スペースオー(7月24日~8月23日)で開催。作品集第2弾「FREESTYLE2」を7月24日に発売することも決定した。
上海上陸のきっかけはイベント「嵐のワクワク学校」だった。
昨年、現地でパブリックビューイングが行われ、盛り上がりに感銘を受けたイベント会社の王プロデューサーが、大野のアート写真集「FREESTYLE」にも心を打たれて企画した。「楽在其中」は「FREESTYLE」を大野が中国語に意訳、「楽しさはその中にある」という意味で、「楽しいことを中国へ伝える」という気持ちも込めた。
上海では前回の作品を中心にフィギュア50~60点、絵画20点を展示予定。初の個展でメーンとなった「タツノオトシゴ」をモチーフにした作品に、彩色アレンジを加えた絵や立体作品などがメーンを飾る予定だ。
大野は「7年ぶりの懐かしい感じもするし、全く新しい気もする。すごく不思議な気持ちでいっぱい。海外の方に見てもらえるなんて考えてもいなかった。上海の方々が自分の作品を見て、何を思うんだろう?とても興味があります」と、反応を楽しみにしている。
東京では08年以降の新作となるフィギュア15点、絵画など15点を展示する。初の油絵は2メートル四方の大作でメーンの一つ。再び創作に励むきっかけとなった思い入れのある一作をお披露目する。
動員は2カ所で計6万8000人の見込み。大野は「前回より“今の自分”が表れている。大野智がどんな風に変わったのか、興味があるようだったら、ご覧下さい。どんな個展になるのか、楽しみにしています」と、開催を待ちわびている。