三山ひろし 紅白でけん玉新技披露だ

 演歌歌手の三山ひろし(34)が20日、青森県弘前市の岩木山神社で、ロングヒット中の「お岩木山」でのNHK「紅白歌合戦」出場祈願と歌唱奉納を行った。

 特技のけん玉を披露しながら歌うことから“けん玉王子”として親しまれており、この日は紅白のけん玉も奉納。「紅白出場がかなったら、紅白二刀流のけん玉を操る新技をお見せします」と宣言した。

 3年前に始め、現在、けん玉検定2段の腕前。それでも「左手ではやったことなく、検定にもない二刀流は相当難しい」と“紅白スペシャル”の会得に顔をしかめつつ、「紅白出場もすごく高い壁なので、練習します」と語り、曲をイメージした難技「秘竜のぼりけん」を披露した。

 2月11日に発売した同曲は、現在オリコン週間演歌ランキングで14週10位以内をキープし、5万枚を突破するヒットとなっている。初めて岩木山を訪れた三山は「厳かな雰囲気と澄んだ空気で心が洗われて、恩恵を受けていると感じた」と笑顔。津軽富士とも呼ばれる霊峰から、年末の大舞台へのパワーを受けていた。

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