シンガー・ソングライターのＲａｋｅ（年齢非公表）が８月末をもって活動を休止することが２８日、分かった。

　Ｒａｋｅは「デビューから５年、歌うという表現を続けてきました。しかし、今までとは違うやり方で音を奏でてみたい、それを追いかけてみたいという気持ちが大きくなりました」とその理由を語っている。

　仙台市在住のＲａｋｅは２０１０年１月に「Ｆｌｙ　ａｗａｙ」でメジャーデビュー。東日本大震災での被災を乗り越え、３ｒｄシングル「１００万回のＩ　ｌｏｖｅ　ｙｏｕ」がヒット。その後も楽曲がアニメのエンディングテーマやドラマの主題歌に起用され、今年公開の映画「ＫＡＮＯ　１９３１海の向こうの甲子園」の主題歌も手掛けた。幅広い音楽性と圧倒的なライブパフォーマンスで注目を浴びてきた。

　Ｒａｋｅは「新しいチャレンジに踏み出そうと思います。いつか再び、この素晴らしき世界のどこかで皆さんに逢えますように」とファンへ再会を約束している。８月５日にベストアルバムを発売、同１５日には宮城・仙台電力ホールでラストライブを行う。