三代目JSB 初の映画主題歌に抜てき
7人組ダンス&ボーカルグループ「三代目J Soul Brothers」が、女優・篠原涼子(41)主演の人気映画シリーズ完結編「アンフェア the end」(9月5日公開)で、初めて映画の主題歌を担当することが25日、分かった。今秋、シングル発売予定の「Unfair World」。過去2作は伊藤由奈、中島美嘉と女性ボーカリストが起用されたが、稲田秀樹プロデューサーに「サプライズ感を演出したかった」と抜てきされた。
「アンフェア」は2006年にフジテレビの連続ドラマとして人気を博し、映画版も07年3月の「アンフェア the movie」、11年9月の「アンフェア the answer」がいずれも大ヒットした。
今作は10年の謎の全てが明らかになる完結編。バツイチ子持ちの敏腕女性刑事・雪平夏見(篠原)が、秘密組織の機密データを手に最後の敵に迫る。佐藤浩市(54)、加藤雅也(52)ら共演者に、EXILEのAKIRA(33)もエリート官僚役で加わる。
そんな注目作を彩るのが人気絶頂の7人。作品の裏テーマ「悲恋」を表現できる男性アーティストとして白羽の矢が立った。過去2作は女性アーティストが雪平の心情を歌ったのに対し、今作は「見守ってきた男性たちから雪平へのメッセージ」を表現した。
三代目は10年のデビュー以来、ドラマ主題歌はあったが映画主題歌は初。リーダーのNAOTO(31)は「とても光栄。多くの方に愛されてきた作品の締めくくりに花を添えたい」と意気込み、ボーカルの今市隆二(28)は「この曲が映画の世界観を増幅できたら」と期待した。
篠原もすっかり同曲が気に入り、「切ない歌詞とメロディーが映画の世界観にピッタリ。雪平が守られているような気持ちになった。いつかカラオケでも歌いたい(笑)」とコメントした。