“監督”指原莉乃 HKTの素顔撮る!

 HKT48・指原莉乃(22)が映画監督デビューを果たすことが28日、分かった。

 横浜アリーナで行われた、HKTの全国ツアー最終日公演で発表。48グループでおなじみとなっているドキュメントシリーズの、初のHKT版である映画「DOCUMENTARY of HKT48」(年内公開)でメガホンを取り、監督業に初挑戦する。

 昨年11月に製作が明かされていたHKTドキュメント映画の監督について、アンコールのスクリーンに、「東宝史上最年少女性監督」として指原の名前が映し出された。

 4月には東京・明治座公演で初座長を務めたが、後輩メンバーの「座長の次は監督ですか!?」と驚く声に、「ハハハ。そうなのよ。このたび座長から監督になることになりました」と新たな“兼任”を報告した。

 過去には、人気監督の岩井俊二氏(52)が製作総指揮を担当したこともある、48グループのドキュメントシリーズ。2011年のHKT誕生からの歴史をたどる新作に、“指原監督”は「ほかのグループにはない、超赤裸々な映画にして、メンバーをいろんな意味で素っ裸にしたいと思います」と製作意欲を高めた。

 女優界では桃井かおり(63)、アンジェリーナ・ジョリー(40)らが映画監督としても活動しているが、現役アイドルとなると前代未聞。指原は昨年5月に主演映画「薔薇色のブー子」が公開された際、「生涯で4本ぐらいしか映画を見てない」と打ち明けていた。「とっても不安なんですが、ぜひ私の初監督作品を楽しみにしておいてください!!」と本音を交え、ファン1万2000人に呼びかけた。

 HKTの劇場支配人も務め、抜群の統率力で、九州生まれのグループを全国区の人気者へと押し上げた指原。今後は映画監督として、新たな才能が求められることになった。

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