歌手としてカバーブームの一翼を担ってきたタレントのつるの剛士（４０）が、ライブ「ひとのうただけどつるのうた３ライブ２０１５」でロック歌手の世良公則（５９）、相川七瀬（４０）とライブ初共演することが７日、分かった。

　５月発売のカバーアルバム「つるのうた３」を引っさげ、３カ所でライブを開催。今月２０日の東京・Ｚｅｐｐ　Ｄｉｖｅｒ　Ｃｉｔｙで世良と、８月１日の東京・品川ステラボールで相川と共演する。

　つるののカバー道が、新局面を迎えた。

　ロックレジェンド・世良とは、テレビ番組などで何度も顔を合わせてきた仲だ。「つるのうた３」では、世良がボーカルだった伝説のロックバンド「ツイスト」の大ヒット曲「銃爪（ひきがね）」を「銃爪　ｆｅａｔ．世良公則」として一緒にレコーディング。ライブではもちろん同曲をデュエットする。

　相川とは同い年で子だくさんという共通点があり、相川によれば「２人でアラフォー振り回して何か一緒にやろうね」と口癖のように語ってきた間柄。「私たちの青春時代を彩った曲」（相川）である、中山美穂＆ＷＡＮＤＳの大ヒット曲「世界中の誰よりきっと」をデュエットする。

　つるのは大先輩とのデュエットに「世良さんの足を引っ張らないように。今年還暦を迎えられるそうですが、負けないように頑張りたい」と気合。世良は「今からとても楽しみ」と待ち遠しそうだ。

　“１９７５年の会”仲間の相川とは、共に不惑を迎えたばかりとあって「４０代のパワーを２人で出せたらいいな」と燃えているつるの。相川も「これを機にオリジナルも一緒に作りたい！」と、さらなる展開への「野望」（相川）をふくらませていた。