カープアイドル「C-Girls」登場

 プロ野球・広島カープの本拠地マツダスタジアムで働く女性13人で結成したアイドルユニット「C-Girls(カープガールズ)2015」が25日、シングル「Let’s go!Red!」でデビュー、同球場でお披露目ライブを行った。いきなりの“スタジアムライブ”を成功させ、普段はホームランガールを務める安藤美優(21)は「12球団のスタジアムでライブツアーをしたい!」と大きな夢を語った。

 昨年の「新語・流行語大賞」にノミネートされた「カープ女子」が、ついに歌手デビューを果たした。

 メンバーは、ホームランガールからビールの売り子、つまみの販売まで、実際にマツダスタジアムで働く女性500人からオーディションで選ばれた13人。コンセプトは「球場で必ず会えるガールズユニット」とあって、この日も歌唱披露すると、10分後にはそれぞれの職場に散った。

 お披露目が、いきなりの“スタジアムライブ”だ。試合開始前にレフトスタンドに特設されたステージで、デビュー曲と球団歌「それ行けカープ」を熱唱。さらにグラウンド上で、再びパフォーマンスし、約2万5000人の歓声を浴びた。普段は本塁打を打った選手に人形を贈呈するホームランガールを務めている佐々木麻悠(20)は「外野は広すぎて、お客さんを意識しなかったので緊張しなかった。楽しかった」と笑顔をはじけさせた。

 プロ野球各球団は女性ファン獲得に力を入れる一方で、球場で働く女性たちにも着目。千葉ロッテの本拠地QVCマリンフィールドのビールの売り子が結成した「カンパイガールズ」ら、女性従業員のアイドル化にも熱心だ。カープは12球団で唯一、チアチームを持たないことからエイベックスとタッグを組み、今年4月にC-Girlsを誕生させた。

 13人は「いつか12球団のスタジアムをカープと一緒に回って歌いたい」と宣言。「私たちと一緒に選手に頑張ってもらって、優勝したら選手と一緒にパフォーマンスしたい」と勝利の女神らしい公約を掲げた。

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