キムタク×ジョン・ウー監督が夢タッグ
SMAPの木村拓哉(42)が、映画「ミッション:インポッシブル2」や「レッドクリフ」などで知られる巨匠・ジョン・ウー監督(69)と初タッグを組み、台湾観光局のCM撮影に挑んだことが25日、分かった。人生初の台湾で木村は現地の空港最多という600人から熱烈歓迎を受けた。小籠包を何度も食べる撮影や監督と“相合い傘”でインタビューを受けるなど初めて尽くしの夢コラボを楽しんだ。
映画界の巨匠とともに“身近な台湾”アピールに一役買った木村は「台湾ともジョン・ウー監督とも今回が初めてのお仕事。台湾の皆さんの熱くハートフルな歓迎には驚いたけどうれしかった」と大感激だった。
奇跡のタッグは「I Love Taiwan」キャンペーンの一環として、“日本から近く、いつでも遊びに行ける台湾”をコンセプトにしたCM(10月放送予定)で実現。企画担当者が両者にダメ元でオファーしたところ、監督も木村に注目していたこともあり、トントン拍子で初タッグが決まった。
多忙な木村だったが、主演映画「HERO」の公開前の11日から4日間の旅程で撮影を行った。空港関係者によると史上最多という600人が空港で木村を歓迎。撮影現場周辺には中継車が待機し、一挙手一投足がニュースになる熱狂ぶりだった。
12、13日にかけて行った撮影で木村はレストランで小籠包を食べるシーンを14テーク重ねながらも「うまい!」とすべて平らげ、周囲を驚かせた。撮影後の野外インタビューでは大雨に見舞われたが、木村が傘を差しだし“相合い傘”でインタビューを続行。これには監督も照れた表情を浮かべていた。
監督は「仲のいい友達ができた。木村さんを撮ることは私の願いでもあったので、とても楽しい経験になった」と大満足。現場好きの木村は密に現場にいる監督に「感動した」といい、「また違う作品でも“現場好き同士”で先輩の背中を見ながら勉強したい」と再会を熱望していた。