城田優 ドラマ監督デビューに手応え

 俳優の城田優(29)が、9月2日スタートのCS放送の女性向けチャンネル「LaLa TV」のドラマ「『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』シーズン2」(水曜、後11・00他)の10月21日放送分で、ドラマ監督デビューすることが30日、分かった。 多忙な俳優業の合間を縫って、企画脚本から参加した城田は「ゼロから何かを生み出すのが好きなんだなと実感しました」と手応えを感じていた。      

 結婚しない、できない、“未婚のプロ”たちのエピソードを描いたドラマで、昨年放送されたシーズン1では、13人の実力派女優が未婚女性の悲喜こもごもを演じた。

 今回のシーズン2では、女性だけでなく、新たに男性目線からのエピソードを追加。その中で、主演だけでなく、俳優に監督も務めてほしいと考えていたところ、白羽の矢を立てたのが城田だった。別のドラマ撮影で見せていた共演者やスタッフへ対する気配りや、俳優としても確かな地位を確立しているなど、城田を“裏方目線のある俳優”とほれこみオファーしたところ、快諾を得たという。

 とはいえ、ドラマに舞台に引っ張りだこの城田だけに、撮影時間はわずかに2日間。それでも、企画脚本段階から参加。撮影では、コミカルな演技が必要となるヒロイン役の女優・黒川智花(25)へ城田自ら演じて見せ、主演・渡部豪太(29)とは一緒に食事をするなどコミュニケーションを図った。

 2日とも雨となったが、屋外でのシーンを急きょ、雨のシーンに変更する臨機応変の采配ぶりも見せ、2日間計30時間の密度の濃い撮影になった。山田雅子プロデューサーも「たった2日間でとんでもないポテンシャルを見せつけられた気分です」と絶賛した。

 過去にショートフィルムを手掛けたことはあるが、本格的にドラマ監督に初挑戦した城田は「なかなかいい素材が撮れたと思っているんですが、編集で映像はすべて変わるので、編集まで力を入れて、おもしろい映像をお届けできるよう頑張りたい」と、すっかり監督の顔になっていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス